2012年4月28日土曜日

木の生きものたちのこと


自分の作っているものたちについて、
いろいろ書いてみました。

えらく長くなってしまったので、
まあご興味があった場合だけおつきあいください。





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自分のつくっている変ないきものたち、
あれは何か、というと、
ぬいぐるみのようなものなんじゃないか、と思っています。




















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小学生のころ、私は動物のぬいぐるみが大好きで、
いちばんのお気に入りのペンギンは、
どこへ行くのにもリュックに入れて連れて歩いたし、
クリスマスや誕生日など、「なんかもらえる日」のリクエストは全部、
動物ぬいぐるみにしていましたので、
家にはかなりの数の、動物のぬいぐるみが居ました。


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動物ぬいぐるみが好きだった理由は、
動物が好きだったけど家では飼えなかったから、
そのかわりにしていた、ということと、
学校があまり好きではなかった、ということがあります。


















楽しいこともあったし、優しい友達もいたけど、
家で一人でぬいぐるみに囲まれて遊んでいるときのほうが、
気持ちが楽だなあ、と思うことも多かったのです。

ぬいぐるみたちとは、想像力の中で、
いろいろな場所へ冒険しに出かけたものです。
彼らは、いつでも味方でいてくれました。
まあ、傍目から見たら、
かなり寂しくて怪しい人なのですが・・・。笑
(そんなんでも遊んでくれた友人たちは、ほんとに優しい人だ!と今になって思う)


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そういう子ども時代を過ごしたので、
ただの「もの」が、人の味方をしてくれることについて
きっと、いまだに信じているんです。


















私の作っている動物たちは、
本当は、ただの木片と絵の具のかたまりにすぎません。
でももし、それを見た人が「あ、かわいい」と思ったら、
家に連れて帰りたいほど好きだと思ってもらえたら、
その人のお守りのようなものになれる可能性があるんじゃないかと思うんです。
人の想像力によって、彼らは生かされるし、
彼らはずっと、自分を生かしてくれた人だけの味方をします。


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私の手を離れて行った彼らの、それぞれがどんな一生を過ごすかはわかりませんが
いくつかは、いろんな人の手に渡りながら、
私よりずーっと長生きするかもしれない。
永く可愛がってもらえたらいいなあと、思います。


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最後までお読みくださり、ありがとうございました!


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個展は、今週日曜日までやっております。






□ square
2012 | 4 | 25 [wed] → 4 | 29 [sun]
OPEN | 12:00 → CLOSE | 20:00

167-0042 杉並区西荻北3-18-10-#102
12:00-20:00(定休 月と火)















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